LIFE LOG(癌×ニート)

癌×ニート

舌がんが見つかりニートになった僕が、同じくがんに悩んだり苦しんでいるかたに向けて情報を発信しています。

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舌がん手術後の食事形態

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どうも、ニートのにゃかです。

今回は手術後の食事の形態について書いていきます。

 

 

 

経管栄養

これは手術の際に鼻から胃へと入れられた管を通して、点滴のような形で摂取するご飯のことです。

 

口を通さないため味気ないですが、たまに喉の奥からこみ上げてくる匂いは甘ったるい感じがしました。

 

人によってはお腹が緩くなってしまうそうなので、そういった場合はスピードを遅くすることで改善するそうです。

 

嚥下障害食

 

だいたい手術から1ヵ月ほどで嚥下機能の検査を行い、問題がなければ嚥下障害食を食べ始めることになります。

 

検査では水~ヨーグルト状のものへと粘度を上げていったものを少しずつ飲みます。

 

嚥下障害食にはいくつかの段階があり、噛まずに飲みこめるゼリーやムース状のおかずとミキサーにかけたお粥から始まると思います。

 

舌が動かず奥に送り込めなかったのと、感覚がなく口内のどこにいったか分からなくなるため、食べ終わるまでに1時間以上かかっていましたが、1ヵ月ぶりに口から食事を摂れることが嬉しかったです。

 

嚥下障害食について下のサイトで詳しく説明してあるのでこちらも見てみてください。

 

NST:当院の摂食・嚥下ステップ食 | ホウエツ病院 | 医療法人 芳越会

 

刻み、一口大

個人差もあるかと思いますが嚥下障害食を食べ始めて2~3週間ほどで一口大にカットされたおかずや刻まれたおかずを食べることになると思います。

 

ムース食などの特殊なご飯は家での調理が難しいですが、この程度であれば手間はかかりますが作ることが出来るのでこの辺りを食べられるようになれば退院といった流れになるかと思います。

 

僕の場合は刻みのおかずだと口の中でバラバラになってしまい上手く飲みこめなかったので一口大のほうが食べやすかったです。

 

おわりに

食事を始めたばかりの方は思うように食べられずイライラしたり不安に思うかもしれませんが、時間がたつにつれどんどん回復していきます。

 

退院して自由に好きなものを食べるためにも諦めたり投げやりにならないように頑張ってください。

 

次回は退院後の生活について書こうと思います。