舌がん経験者が教える【退院後にあると便利なもの】
どうも、ニートのにゃかです。
今回は退院後の生活であると便利なものを紹介していこうと思います。
今回の記事は舌がんの人だけでなく口腔がんやその他の病気を患った方にも役立つものがあるかと思いますので是非読んでみてください。
圧力鍋
舌がんや口腔がんの手術をしたかたは、退院直後はまだ食事がなかなか飲みこめず苦労すると思います。
特に硬いものは噛み切れず、大きなまま無理やり飲みこんでしまいがちです。
しかし、圧力鍋を使うことで食事の苦労を減らすことができます。
よく圧力鍋を使えばお肉が箸で切れるみたいなことを聞いたことがありましたが半信半疑でした。
しかし実際に使ってみると、煮込んだ肉が確かにホロホロに崩れ、喉に詰まらせる心配なく、しかもおいしくご飯を食べられるようになりました。
圧力鍋は間違いなく買ってよかったと思えるものの一つです。
ハンドブレンダー
肉や厚みのある野菜などの食べづらさは圧力鍋を使えば解決しますが、葉物の野菜などは圧力鍋を使っても口の中に張り付いてしまって食べるのに苦労すると思います。
なので僕はそういった野菜はブレンダーを使って細かくし、カレーやスープなどにして食べています。
これがあると食べられる野菜の種類が増えるのでめちゃくちゃおすすめです。
ミキサー
退院後は栄養補助のジュースのようなものを飲んでいるのですが、これがめちゃくちゃ甘ったるく味がイマイチです。
なので僕は野菜や果物、牛乳などと混ぜてスムージーのようにして飲むためにミキサーを使っています。
ブレンダーでも作れるかもしれませんが、ミキサーであれば作っている間に洗い物をしたり出来るので、こちらもあるとより便利です。
マルチビタミン
なるべく工夫して栄養を摂ろうと思ってもやはり以前のようにはいかないと思います。
転移、再発の心配もありますし栄養はできるだけ摂りたいので、補助としてマルチビタミンも飲んでおくべきだと思っています。
ハサミ
退院後は家族や友達と外食をする機会も出てくると思います。そんな時にハサミがあれば選べるメニューが増え、食べたいものを食べられるようになります。
お店や時間などによっては借りることが出来ないこともあるので、普段からバッグに入れておくと便利です。
怪我をしてしまわないように、ケースの付いたハサミを選んでおきましょう。
メディカルテープ
手術した傷跡が日焼けすることで色が残ったりするそうです。
傷跡をなるべく目立たせないためにも術後半年ほどは紫外線を浴びせない方がいいそうです。
僕は肌が弱くテープを貼るとかゆくなってしまうのですが、このテープではまだかゆくなったことがありません。
これでも痒くなってしまう方は日焼け止めを塗っておいた方がいいでしょう。
日焼け止めを使うときは、外出の30分くらい前に塗り、2,3時間ごとに塗りなおすことで効果が上がります。
医療用ウィッグ
抗がん剤や放射線の影響で抜け毛に悩み、人目が気になっているかたにはウィッグがおすすめです。
ウィッグを使っていることがバレないか不安というかたは、見た目や使用感をいちど試着して確認してみてください。
いまではウィッグの完成度も高くなっていて、隣にいてもバレないそうです。
ライツフォルという会社では送料、返送料、試着料が全て無料で2つのウィッグがお試しできます。
もちろん気に入らなければ購入する必要はなく、購入後はカールや長さなどのスタイルの調整も無料で行ってくれます。
また、1日216円からのレンタルも可能で、しかも長期で借りたウィッグはそのままプレゼントされます。
プッシュアップバー
長期の入院と手術の影響で確実に体力は落ちていると思います。
器具なしで腕立てしてもいいのですが、少しの出費で効果がかなり違いますので筋トレをするのであれば買っておくべきです。
腹筋ローラー
これも筋トレをするのであれば外せないグッズです。
こちらは負荷が結構強いので、腰を痛めないよう姿勢に注意して使ってください。
初めて使う場合は膝をついておへその辺りを見て腰の丸みをキープすることを意識してください。
戻ってくるときはお腹の力で戻るように注意すると上体起こしとは比較にならないほど鍛えられているのを実感すると思います。
皮弁をお腹の筋肉から移植した方は念のため担当の先生に聞いてみた方がいいかもしれません。
ダンベル
ダンベルというと腕の筋トレのイメージがありますが、実はダンベルを使って全身を鍛えることが出来ます。
プッシュアップバーと腹筋ローラーだけでは鍛えられない部位も多くあるので、可能であればダンベルも使うべきだと思います。
部位によって扱う重量が全く違うので、重さを変えられる30~60㎏あたりのダンベルを自分の体力に合わせて買うことをおすすめします。
また、ラバーの付いたダンベルは床に傷がつくことを防げるため、そちらのタイプがおすすめです。
詳しい筋トレの方法は下のリンクで見てみてください。
【ダンベル筋トレメニュー】自宅で筋肥大する一週間の初心者むけプログラム | 武器屋.net BLOG
チューブ
ダンベル同様いろいろな部位を鍛えることが出来ますので、鍛えたいけどあまり場所を取りたくないという人はチューブでのトレーニングをおすすめします。
チューブにはいくつかの強度があり、使い分けることで負荷を調節できます。
こちらも詳しい方法は下のリンクを見てみてください。
【チューブトレーニングメニュー】引き締め筋トレに最適な一週間の部位分割筋トレ | 武器屋.net BLOG
プロテイン
筋トレしても十分にたんぱく質を補給しないと筋肉は成長しません。
また、思うように食事を出来ないうちは筋トレをしていなくても十分なたんぱく質を摂れていないかもしれません。そういった意味でもプロテインは必要だと思います。
プロテインを飲むのであればシェーカーも併せて買っておいてください。
粉飴
嚥下機能などが原因で十分に栄養が摂れない方はこの粉飴を使うことも検討してみてください。
粉飴は100gあたり388kcl、その内の97gが炭水化物と砂糖と同じような成分ですが甘さを抑えてあるので栄養補給として考える場合はこちらの方が量も摂りやすいのでおすすめです。
また、筋肉をつけるためには筋トレ後にたんぱく質と一緒に炭水化物を摂取する必要があるので、筋トレをする方にもぜひ使用してほしいです。
副業
退院直後は体力が落ちているのですぐに職場復帰や就職活動をすることは難しいと思います。
しかしクラウドワークスなら1分で終わるアンケートなどの軽い仕事を気軽に出来るので、体調に合わせて少しずつ働くことが可能です。
クラウドワークスについては別の記事にて詳しく書いてありますので下のリンクからご覧ください。
ブログ内で他の副業についても書いていますので興味があれば副業のカテゴリーもご覧ください。
おわりに
僕はもともと筋トレをしていましたが、3ヵ月の入院で-5㎏、体脂肪率+2%とかなり筋肉が落ちてしまいました。
落ちた筋力を戻すためにも食事と運動にいままで以上に気を使って、入院前よりも強い体を目指しましょう。